暗号資産(仮想通貨)のAPIとは?

投稿者: yusuke o 投稿日:

1.APIとは?

APIはApplication Programing Interface(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を略した言葉で、サービスの機能の一部を外部に共有し、互いにデータをやりとりするための仕組みです。

APIは私たちの生活の身近なところで使われています。飲食店の口コミアプリ内でお店の位置をGoogleマップ上に表示させたり、家計簿アプリで銀行口座情報やクレジットカードの明細を確認したりできるのは、Googleマップや金融機関がAPIを公開しているからです。

暗号資産取引のAPIには、主に次の2種類の使い道があります。

  1. 独自のルールをプログラミングした自動取引
  2. 口座情報を自動取得する資産管理アプリ

自動取引には、テクニカル指標に従った機械的な取引、複数の取引所の価格差を利用して利益をとる裁定取引(アービトラージ)など、いろいろな手法があり、自動取引だけで暗号資産(仮想通貨)を取引するトレーダーもいます。

また、暗号資産(仮想通貨)の取引のたびに入力しなくても、自動で最新のポートフォリオを表示してくれる資産管理アプリも便利です。

いずれにしても、手動で情報を取得する必要がなく、自動的に行ってくれるのがAPIの魅力です。

2.API自動取引のメリット

APIを導入することで、プログラムが自動で取引を行ってくれるようになるので、時間を気にせずに取引できるようになります。

また、取引のタイミングを自分で判断する裁量取引と違い、価格変動に一喜一憂することなく機械的に取引できるのもメリットの1つです。

3.API自動取引のデメリット

自動取引では、取引所のサーバーが落ちて自動取引プログラムが停止したり、相場環境の変化に対応できなかったりするなど、目を離している間のトラブルにより思わぬ損失が発生するおそれがあります。

また、自分で自動取引のプログラムを作成しなければならないので、最低限のプログラミングの知識が必要です。

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