暗号資産・仮想通貨 アスター(ASTR)の特徴と仕組みを紹介!! 

投稿者: Akira.Ito 投稿日:

ASTRとは

アスター(ASTR)とは

アスター(ASTR)は日本発のプロジェクトとなっており、2022年にローンチした比較的新しい暗号資産(仮想通貨)の1つです。Astar Network内でのガバナンス投票に用いられるトークンで、プラットフォームの運営方針について意思を反映させることが可能な暗号資産(仮想通貨)です。 

スマートコントラクトを実装しており、DApps開発のためのプラットフォームとしてエンジニアからの支持が熱いことから暗号資産(仮想通貨)時価総額も上位に入る人気通貨となっています。 

アスター(ASTR)ロゴ

ポルカドット(DOT)のパラチェーン 

アスター(ASTR)はポルカドット(DOT)のパラチェーンとして開発されており、メインチェーンであるポルカドット(DOT)と同様のセキュリティが担保されています。セキュリティなどのメリットをメインチェーンから受け継いだうえで、パラチェーンは独自にカスタムが可能で目的に応じたトークン発行、エコシステムの構築が可能となっています。 

ポルカドット(DOT)のパラチェーンになるには100通貨までという枠が設定されており、2021年に行われたオークションで枠を獲得しリレーチェーンに接続されました。ポルカドット(DOT)のパラチェーンとなったことで外部のブロックチェーンとの相互運用が可能なブリッジという機能も獲得しており、開発における汎用性に優れたプロジェクトとなっています。 

ブリッジ機能は複数のチェーンと互換性を持たせることで、各チェーンのメリットを使い分けながら活用することが可能になる技術ですが、一方では、取引所や交換所で主に用いられるウォレット規格(Native)とプライベートウォレットやDappsで用いられるウォレット規格(EVM)間での送金が難しいという周辺環境の技術的な問題も介在します。ブロックチェーンの技術は日々進化しており、従来の規格と新しい規格の互換性を保つことができれば更に身近で扱いやすい技術となるでしょう。 

NPoS 

アスター(ASTR)はポルカドット(DOT)の性能を引き継いでいるため、コンセンサスアルゴリズムにNPoS(Nominated Proof-of-Stake)を搭載し決済の処理を行っています。 

NPoSではPoS(Proof of Stake)の処理を承認する参加者の権限を分散化するために、ノミネーターと呼ばれる推薦されたバリデータがネットワークの承認作業を行うためセキュリティの向上、時間の省略化を図るシステムです。 

ポルカドット(DOT)のパラチェーンは基本的にこのコンセンサスアルゴリズムを用いているため開発時や連携時の互換性に優れるという利点があります。 

NPoSイメージ

日本人起業家によるプロジェクト

アスター(ASTR)のプロジェクトは日本人である渡辺創太氏が立ち上げたもので、Astar Network以前にもStake Technologiesを創業しており起業家としてWeb3.0の実現を目指しています。 

Astar Networkはブロックチェーン業界で後発でありながらも、拡張性・安全性・汎用性に優れていることからエコシステムの拡大が進んでいます。 

渡辺氏自身は現在海外で活動していますが、日本企業との連携を強めており国内のWeb3サービスに関わる可能性の高い人物となっています。 

暗号資産(仮想通貨)分野で日本人が世界的なプロジェクトを立ち上げるのは非常に稀であるため、今後も渡辺氏の動向から目が離せません。 

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