暗号資産・仮想通貨 エンジンコイン(ENJ)の特徴と仕組みを紹介!!
エンジンコイン(ENJ)とは
エンジンコイン(ENJ)とは、オンラインゲーム上でのNFTに特化した暗号資産(仮想通貨)です。イーサリアム(ETH)の規格をベースに開発されており、トークンが流通するEnjin Platformをゲームやアプリに導入することで専門技術のないユーザーでもスマートコントラクトやNFTを実装することが可能となります。
エンジンコイン(ENJ)のプラットフォームEnjin Platformは2009年から運営されており、NFTゲーム市場の中核的な存在としてユーザーからの支持を集めています。特にゲーム開発者にとって、ブロックチェーンの知識や技術不要でイーサリアム(ETH)上にサービス展開できることからプラットフォームへの参入ハードルが低く人気となっています。
名称/ティッカー | Enjin Coin/ENJ |
開発者 | Enjin Pte. Ltd. |
発行上限 | 1,000,000,000ENJ |
コンセンサスアルゴリズム | PoS(Proof of Stake) |
ホワイトペーパー | https://docs.enjin.io/ |
エンジンコイン(ENJ)の特徴、仕組み
従来のNFTゲームではサービス終了となった際、流通していたNFTの価値が無くなってしまうことが開発側、ユーザー側にとって1つの懸念となっていました。NFTマーケットプレイス等でも人気のNFT作品であれば需要があるため高額で取引が可能ではありますが、需要がないNFTについては多くの場合無価値となっています。
そこでエンジンコイン(ENJ)のプラットフォームで取引されるNFTの場合、メルティングという機能を使いNFT制作に使われたエンジンコイン(ENJ)の取り出しが可能となっています。需要が無くなったNFTをエンジンコイン(ENJ)に戻し、別の需要があるタイトルのNFTに作り替えることも可能なため、ユーザーだけでなくゲーム運営サイドにも不人気NFTの在庫を抱えなくて済むというメリットがあります。
Enjin Wallet
Enjin社が提供している暗号資産(仮想通貨)ウォレットのEnjin Walletはビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)等の主要通貨に対応しているため、MetaMask(メタマスク)のようなプライベートウォレットとして幅広い利用が可能となっています。
Enjin WalletはDeFiやDappsへの対応といった基本的な拡張機能を持っており、汎用性が高いことからEnjin社と提携を開始したSumsung社の販売するスマートフォン端末では暗号資産ウォレットとしてEnjin Walletが推奨されるようになっています。Sumsung社のスマートフォン端末は世界中でシェアを獲得しており、ユーザーがEnjin Walletに流入した際にはプライベートウォレットとしてはMetaMask(メタマスク)と並ぶ規模になるのが想定されます。
不動産への技術転用
現在NFTの分野では2次元の空間に留まらず、現実の無人島を区分けし所有権をNFT化するプロジェクトも進行しています。
Enjin社でも香港の投資会社と提携し、不動産を分割しトークン化する計画を発表しています。計画ではEnjin Platformを通じ、ホテル・マンション・アパートといった収益性の高い不動産の所有権のトークン化を目指しています。不動産投資では一般に多くの資金が必要となっていましたが、物件の分割により小額からの不動産投資が可能になることや、トークンとしての保有という仕組みを作ることで仲介業者を排除し売買を簡単に行うことができるため、市場の流動性を高めることが可能となります。
ブロックチェーン技術による投資家の所有権も保護されることで注目を浴びており、暗号資産(仮想通貨)の活躍の場として開発が進められています。
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