暗号資産・仮想通貨 モナコイン(MONA)の特徴と仕組みを紹介!!
モナコイン(Monacoin/MONA)とは
名称/ティッカー | MonaCoin/MONA |
開発者 | Mr. Watanabe |
発行上限 | 105,120,000MONA |
コンセンサスアルゴリズム | Lyra2RE (v2) |
公式サイト | https://monacoin.org/ |
ホワイトペーパー | https://monacoin.org/#about |
モナコインは、日本で生まれたはじめての暗号資産(仮想通貨)です。2013年12月末、日本の掲示板サイト「2ちゃんねる」のソフトウェア板でワタナベ氏によって開発され、2014年に公開されました。
モナコイン(MONA)の名前の由来は、アスキーアートのキャラクター「モナー」からきており、モナコインのロゴにも「モナー」の絵が描かれています。
モナコイン(MONA)の技術的特徴
モナコイン(MONA)は、ライトコイン(LTC)をベースに作られているため、基本的にはビットコイン(BTC)やライトコイン(LTC)と同じ機能を持っています。異なる点としては、最大発行枚数がビットコイン(BTC)に比べて1億512万枚と多いことと、取引スピードが速いことが挙げられます。ビットコイン(BTC)の承認時間(ブロック生成時間)が10分おきなのに対し、ライトコイン(LTC)は約2.5分、モナコイン(MONA)は約1分半に設定されています。
これらの特徴は、モナコイン(MONA)が「投げ銭」や「チップ」などの使い方を想定していたことに起因しています。
コミュニティで使われる通貨
モナコイン(MONA)は主に日本人のコミュニティ内で使われています。オタク文化を代表とする日本最大のイベント「コミックマーケット」の決済や、インターネットの優れたイラストや動画に対する「投げ銭」などに使われ、根強いコミュニティによって支えられています。
秋葉原には、モナコイン(MONA)での支払いに対応したメイドカフェやPCショップがあります。Ask Mona(https://web3.askmona.org/)という掲示板サイトでは、モナコイン(MONA)の投げ銭機能が備わっており、ユーザー同士でモナコイン(MONA)を送りあうことができます。
「モナコイン(MONA)が普及すれば面白い」という事でユーザー個人が約130万円を使って秋葉原の街頭ビジョンにPR動画を掲載したこともありました。
長野県の山奥には有志が資材を持ち寄って建立した「モナコイン神社」も存在します。定期的にコミュニティがオフ会を開催し、階段の設置、防雪、草刈りを行いながら管理を行っています。
Monacoin Project
モナコイン(MONA)は国産暗号資産(仮想通貨)の中で最も流通している銘柄ですが、保有者の約90%は国内のユーザーとなっており開発展開も国内向けとなっています。開発を担っている「Monacoin Project」は暗号資産(仮想通貨)の開発チームとしては珍しく、コイン公開時点での自己割り当てを行っていないチームです。開発者もユーザーと同じ条件で通貨の入手を行うことで公平性を保っています。
「Monappy」のモナコイン(MONA)盗難事件
2018年9月1日、モナコイン(MONA)のウォレット兼SNSサービス「Monappy」で1,500万円相当のモナコイン(MONA)が不正に騙しとられる事件が発生しました。
Monappyを運営するIndieSquareは、サービス停止時点でのユーザーのウォレット残高を全額補償することを公表していますが、現在もサービスは停止しており、再開日時のアナウンスはありません。
Monappyは、モナコイン(MONA)を入出金することができるウォレットサービスで、メッセージの送受信やゲーム配信など、モナコイン(MONA)の決済を楽しめるサービスです。モナコイン(MONA)のコミュニティにおける中心的なサービスだったこともあり、サービスの再開が待ち望まれています。
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