ぺぺ(PEPE)とは?話題の暗号資産(仮想通貨)・ミームコインを紹介

投稿者: Akira.Ito 投稿日:

ぺぺ(PEPE)は2023年に爆発的な人気を博し、誕生から短期間でミームコインの代表的な銘柄となりました。
価格の上昇が落ち着いた後も、多くの投資家や暗号資産(仮想通貨)ファンの間で取引されており、時価総額でも上位に入るほどの存在感を放っています。

この記事では、ぺぺ(PEPE)の基本的な情報からその特徴、将来性まで分かりやすく紹介します。

ぺぺ(PEPE)とは

ぺぺ(PEPE)とは、蛙のキャラクターをモチーフにして設計されたミームコインと呼ばれる暗号資産(仮想通貨)の1種です。「Pepe the Flog」という2000年代前半に海外のネット掲示板を中心に広まったキャラクター顔をアイコンに設定しています。
2023年4月にジョークコインとして発行され、翌月には世界最大級の暗号資産(仮想通貨)取引所のBinanceに上場しています。

Pepe the Flogの知名度の高さからファンを多く獲得しており、コミュニティの活動も活発な銘柄として人気を集めています。

ぺぺ(PEPE)の概要

ぺぺ(PEPE)は暗号資産(仮想通貨)市場において、ミームコインと呼ばれる冗談やジョークで作られた銘柄群の代表的な銘柄として広く知られています。
ぺぺ(PEPE)の開発チームは公式ホームページ上で

Pepe is here to make memecoins great again. Launched stealth with no presale, zero taxes, LP burnt and contract renounced, $PEPE is a coin for the people, forever. Fueled by pure memetic power, let $PEPE show you the way
(Pepeは、ミームコインを再び偉大にするためにここにいる。先行販売もなく、税金ゼロ、LP焼却、契約放棄が行われた状態でステルス起動されたPEPEは、永遠に人々のためのコインです。純粋なミーム力で支えられたPEPEがあなたに道を示してくれるでしょう。)

と記しており、この宣言の通りプレセールや運営による市場の調整が行われていません。そのため、投資家にとって透明性の高い投資先であることも人気の一因となっています。

Pepe the Flog

ぺぺ(PEPE)が絶大な人気を集める理由には、ミーム文化に関連した高い認知度があります。ミームコインはその多くが特定の目的や用途を持たずに開発・発行されおり、モチーフとなったインターネット上の冗談やジョークの認知度が大きな要素となります。ぺぺ(PEPE)のモチーフとなったPepe the Flogは漫画家のMatt Furie氏によって2005年に作成されたネットミームのキャラクターで、「Boy’s Club」という漫画内で登場しています。その後、ネット掲示板を中心にイラストが使われるようになり、「Sad Flog(悲しい蛙)」、「Smug Flog(得意気な蛙)」、「Angry Flog(怒っている蛙)」など多くの表情の蛙のイラストがネット上で流行しました。以降も様々な表情の蛙がトレーディングカード化するなど、暗号資産(仮想通貨)のアイコンになる以前から絶大な認知度を持っていました。

ぺぺ(PEPE)としてミームコインになった後も、ファンによってSNS上でオマージュされた画像やビデオが多く投稿されており、暗号資産(仮想通貨)としての魅力以前にPepe the Flogのコンテンツに強い人気があることが特徴といえます。

投資対象としてのペペ(PEPE)

ぺぺ(PEPE)は基本的に目的や特定の用途がないミームコインに分類されるため、ぺぺ(PEEP)の価格は暗号資産(仮想通貨)の中でも特に変動が激しい銘柄といえます。発行からの期間が非常に短い点からも今後どのように価格が変動するのか予測するのが難しいのも特徴です。
また、独自のエコシステムを持っていないことで価格変動の要因の多くが外部環境に依存しているため、投資対象として見る際には暗号資産(仮想通貨)市場や各国の重要な金融指標を確認する必要があります。

価格変動の激しさは、短期間で大きな利益を狙うことが可能ですが、予想と逆に相場が動いた際には損失が発生することも意識しなければけません。

ミームコイン内での位置づけ

ぺぺ(PEPE)は数百~数千種類存在するミームコインの中でも代表的な銘柄として知られています。単純な知名度や、取引金額、時価総額では最初に発行されたミームコインのドージコイン(DOGE)や、強力なコミュニティを持つシバイヌ(SHIB)とも近い存在となっており、多くのファンを獲得しています。
また、犬をモチーフにした銘柄が人気なミームコインの中で蛙のキャラクターをモチーフにして独自のポジションを築いていることからも、Pepe the Flogの人気の高さを測ることができます。

2023年に価格が急激に上昇したことで話題となり、次々と類似のトークンが発行され蛙のキャラクターをモチーフにした銘柄群が拡大していますが、中には人気銘柄と誤認させることを目的に発行された詐欺コインも多く流通しているので注意が必要です。

ぺぺ(PEPE)に関するよくある質問

ここではぺぺ(PEPE)に関するよくある質問をFAQ形式で紹介していきます。

ぺぺ(PEPE)の購入方法は?

現在、ぺぺ(PEPE)は国内の暗号資産取引所での取り扱いがありませんが、知名度と人気の高さから多くのDEX(分散型取引所)で購入することが可能です。
DEX(分散型取引所)上にはぺぺ(PEPE)と類似の詐欺銘柄も多く流通しているため、購入する際には気を付けて確認する必要があります。

ぺぺ(PEPE)の将来性は?

ぺぺ(PEPE)はミームコインとして固有のエコシステムを持たず、実用的な用途が限りなく少ない銘柄です。
将来的にはコミュニティによる新しいサービスの開発や、他の蛙をモチーフにしたミームコインとの連携によって需要が発生する可能性もありますが、ぺぺ(PEPE)の運営は自発的な関与をしない方向をHP上でも示しています。

ぺぺ(PEPE)は安全ですか?

ぺぺ(PEPE)は、イーサリアムチェーン上で稼働しており、過去にハッキングによるブロックチェーンの書き換えが行われていません。
しかし、ぺぺ(PEPE)を保管するウォレットについては、ハッキングによる流出の可能性があるため、長期的に保管する際などは安全なコールドウォレット等で保管することが望まれます。

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