クアンタム(QTUM)とは

通貨名/ティッカー Quantum(クアンタム)/QTUM 
開発者 パトリック・ダイ(Patrick Dai) 
コンセンサスアルゴリズム PoS(Proof of Stake) 
発行上限 107,822,406 QTUM
公式サイト https://qtum.org/ 
ホワイトペーパー https://qtumorg.s3.ap-northeast-2.amazonaws.com/Qtum_New_Whitepaper_en.pdf 
クアンタム(QTUM)基本情報

クアンタム(QTUM)は、Qtum Chain Foundation Ltd.(以下,クアンタム財団)が分散型アプリケーション(DApps)の開発を目的としたオープンソースブロックチェーンプロジェクト上で利用される暗号資産(仮想通貨)です。 

クアンタム(QTUM)は2017年のICOの前に様々な支援者から100万ドルの資金調達、ICOでは1500万ドル以上の資金調達に成功したプロジェクトとして話題になりました。クアンタム(QTUM)はビットコインとイーサリアムの長所を取り入れ、スムーズで安定したブロックチェーンの構築することで実際のビジネスシーンや社会実装などユースケースの拡大を目指すプロジェクトです。 

クアンタム(QTUM)は、独自テクノロジーに力を入れて開発を行っており、ビットコインに採用されている安全性の高いウォレット残高の管理方法であるUTXOの搭載をされたことで情報の秘匿性が保たれています。 

クアンタム(QTUM)の特徴、仕組み

 クアンタム(QTUM)には、独自のコンセンサスアルゴリズムであるミューチュアライズド・プルーフ・オブ・ステーク(MPoS)、分散型アプリの構築やサプライチェーン管理の自動化、スマートコントラクトやライトウォレットの採用などが主な特徴になります。 

従来の暗号資産で採用されていたプルーフ・オブ・ステーク(PoS)はトークンの保有量に応じてブロックを承認する権利が与えられるという仕組みです。ビットコインのコンセンサスアルゴリズムであるプルーフ・オブ・ワーク(PoW)は高性能なコンピュータと大量の電力を消費してしまうという問題があり、PoSは特別な機材も電気代がなくてもトークンの保有量でブロック承認を可能としています。 

イーサリアム2.0の重要機能であるプルーフ・オブ・ステーク(PoS)をより改良させた独自のコンセンサスアルゴリズムがミューチュアライズド・プルーフ・オブ・ステーク(MPoS)といえます。 

ミューチュアライズド・プルーフ・オブ・ステーク(MPoS)はブロックの生成と報酬の受け取りのタイミングが大きくずれるように設計されているコンセンサスアルゴリズムです。プルーフ・オブ・ワーク(PoS)では不正にブロックを承認した場合でもすぐに報酬を受け取ることができてしまいますが、ミューチュアライズド・プルーフ・オブ・ステーク(MPoS)では、ブロック承認後の報酬支払いまでに時間差を設けることで、不正にブロックの生成に伴う報酬の支払いを防ぐことができ、不正なブロック生成を抑止することができます。 

UTXOによるプライバシー保護 

クアンタム(QTMU)がビットコインから採用した技術がUTXOです。UTXOとは、unspent transaction output(未使用のトランザクションアウトプット)の略で、ブロックチェーン上で取引されているデータのみに基づいてウォレット残高を管理する方法です。つまり、クアンタム(QTUM)はこの仕組みを用いることで第三者はコインの所持者の残高情報を簡単に確認することができないため、匿名性やプライバシー性の高い運用を実現しています。  

匿名性と自動化の両立

クアンタムはUTXOとスマートコントラクトを同時に両立させる「アカウント・アブストラクト・レイヤー(AAL)」という技術を開発し、これを実現しています。 

通常、残高管理のために毎取引で複雑な計算を行う機能(UTXO)と、事前に多くの情報を書き込み自動契約の履行をする(スマートコントラクト)仕組みは相性が良くなく、両立させるのが難しい技術でした。 

アカウント・アブストラクト・レイヤー(AAL)は、UTXOをベースにしたブロックチェーンのシステム上にバーチャル・マシンを構築し、スマートコントラクトを実装する仕組みです。クアンタムは、アカウント・アブストラクト・レイヤー(AAL)によってビットコインの安全性や匿名性と複雑な処理を自動化するスマートコントラクトを実現しました。 

クアンタム(QTUM)の今後、将来性

クオンタムは、米Amazonの展開するAWSと米GoogleのGCPなど大企業との協力を締結しています。それぞれのクラウドサービス上では、クアンタムのブロックチェーンを使用した分散型アプリケーション(dApps)の開発が可能となっています。今後も更なるプライバシー機能の強化やオフラインステーキング機能の導入といった独自テクノロジーの開発も予定されています。 

今後、安全性と利便性を向上させる機能の追加、ビジネス面でのクオンタムのブロックチェーン活用などユースケースの拡大、高い技術開発力や大企業との提携といった要素に魅力を感じたユーザーが増えれば、より注目は高まるでしょう。 

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