【図解付き】Trust Wallet(トラストウォレット)登録方法から使い方まで徹底解説!

投稿者: Akira.Ito 投稿日:

暗号資産(仮想通貨)の取引を行っている方はプライベートウォレットで資産の保管を行っている方も多いのではないでしょうか。
世界中で利用されているTrust Wallet(トラストウォレット)はご存じですか?

この記事では「Trust Wallet(トラストウォレット)」の特徴から使い方まで解説していきます。

Trust Wallet(トラストウォレット)とは?

2017年にERC20規格のウォレットとして開発が開始されたウォレットです。

2018年からはアプリ内でDAppsとの連携が可能になりDeFiへアクセスするのに適したウォレットとなりました。

Trust Wallet(トラストウォレット)の対応銘柄は?

開発時はERC20規格にのみ対応していたTrust Walletですが、現在はビットコインへ対応していることや、BEP2規格・ERC721規格のトークンも保管することが可能となっています。

DeFiへのアクセスにも用いられることから毎月サポート対象銘柄の追加が行われており、現在は450万種類以上のトークンに対応することが可能となっています。

Trust Walle(トラストウォレット)を使うメリット

Trust Walletは他のプライベートウォレットと比較して

・ビットコイン対応

・カスタムトークンの自動追加

・Dappsの自動認証

という3つのメリットがあります。

・ビットコイン対応

Trust Walletはビットコインの保管が可能という特徴があります。

「MetaMask(メタマスク)」をはじめとしたプライベートウォレットの多くは特定の規格と互換性のあるチェーンのみ対応というものが多くありますが、Trust WalletではERC20・ERC721・BEP2の3規格に対応している上、ビットコインの保管もできるという点で活用の幅に優れたウォレットとなっています。

・カスタムトークンの自動接続

自分やコミュニティ内で作成したトークンは他のプライベートウォレットに保管する際、インポート作業としてコントラクトアドレス等の入力が必要になります。

Trust Walletではカスタムトークンの入庫時に自動でトークン情報を取得し反映されるのでDeFiで草コインを取得した際などにもスムーズに受け取ることができます。

・DAppsの自動認証

3つ目のメリットとしてアプリ内でDAppsに直接アクセスできるということです。

従来はインターネットブラウザを経由してウォレットとDAppsの切り替えが必要でしたが、Trust Walletのアプリを利用することでDAppsにウォレットが自動で接続されるためシームレスな利用が可能となっています。

Trust Wallet(トラストウォレット)のデメリット

Trust Walletは2022年にSOLエコシステムへのハッキングによってユーザーの資産が流出するという出来事がありました。ホットウォレットでの管理全般に言えることですが長期間の保管や脆弱性の発見されたチェーンの利用はハッキングリスクが高いことがデメリットとして挙げられます。

Trust Wallet(トラストウォレット)の登録方法

Trust Walletを使うにはウォレットの作成が必要になります。自分の保有する暗号資産(仮想通貨)を入れるお財布のようなものなので、公共の端末などからのアクセスを避けてパスワード・シークレットフレーズを誰にも見られない環境で登録を行いましょう。
Trust Walletを利用するにはアプリケーションが便利です。

・Trust Wallet(トラストウォレット)アプリインストール

公式ページ内にアプリストアのリンクがあるのでこちらから確認してください。

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※偽ウォレットアプリが多数確認されているのでインストール時は公式サイトのリンクから取得してください。

・Trust Wallet(トラストウォレット)の作成

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各アプリストアからインストールしたTrust Walletは初期状態で上記の画面が表示されるので利用規約を確認後『はじめましょう』をタップします。

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Trust Walletを既に持っている方は『すでにウォレットをもっています』からインポート画面に進めます。

今回ははじめてTrust Walletを利用する方向けに『ウォレットを持っていません』から新しいウォレットの作成を進めていきます。

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アプリログイン用に6桁のパスワードを設定します。

このパスワードを紛失するとアプリに入れなくなってしまい、再インストールが必要になってしまうのでしっかり保管しておきましょう。

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アプリのログインパスワード設定が完了するとシークレットフレーズの画面になります。

iPhoneでは『iCloudにバックアップする』と『手動でバックアップする』を選択することができます。

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『iCloudにバックアップする』を選択すると『暗号化パスワードの設定』画面に切り替わります。ここで設定するパスワードはシークレットフレーズの代わりになるものなので大切に保管してください。

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バックアップ方法で『手動でバックアップする』を選択した場合、12個の英単語がランダムに表示されます。

この英単語はシークレットフレーズといって他の端末からウォレットへアクセスする際に使われるもので、紛失するとウォレット内の暗号資産(仮想通貨)を取り出すことが出来なくなってしまいます。

スマホのスクリーンショットなどでシークレットフレーズを保管することはセキュリティの観点から推奨されておらず、Trust Walletでは撮影不可能となっています。

インターネットに接続される電子機器などにメモすることもハッキング時の漏洩に繋がるので物理的な方法で誰にも見られないように保管することが大切です。

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リカバリーフレーズのバックアップが完了するとウォレットの作成は完了です。

暗号資産やNFTの入金などTrust Walletで利用できるサービスが紹介され、ウォレットのメニュー画面へ切り替わります。

Trust Wallet(トラストウォレット)の使い方

Trust Walletの主な機能として

・トークンの追加

・暗号資産(仮想通貨)・NFTの入出庫

・スワップ

・DAppsへのアクセス

を利用することができます。

・トークンの追加

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Trust Walletを開くと保有している暗号資産(仮想通貨)の残高が表示されています。

追加したい銘柄がある場合は右上か銘柄リスト下部の『トークンの追加』から選択します。

リストに表示されていないトークンもTrust Walletが対応しているものであれば入庫時に自動でリストに追加されるので自分で作ったカスタムトークンの保管にも利用可能です。

・暗号資産(仮想通貨)・NFTの入出庫

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Trust Walletは暗号資産(仮想通貨)だけではなくNFTの保管に使うこともができます。

『コイン』『NFT』のタブから表示を変更することが可能です。

暗号資産(仮想通貨)・NFTの入出庫は『送信』『受取』から行います。

Trust Walletから取引所などに出庫する際は『送信』から保有しているトークンを送ります。

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逆にTrust Walletへ入庫する際にはウォレットアドレスとQRコードが表示されます。

このアドレスはトークンごとに生成されているので異なるトークンのアドレスに送信してしますと最悪の場合失われてしまうのでしっかり確認して行うようにしましょう。

スワップ

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下部の『スワップ』では暗号資産のスワップ(交換)機能が利用できます。

保有している暗号資産(仮想通貨)を使って他のトークンと交換する機能で、DeFi銘柄のスワップにも対応しているので利用したいプラットフォームのトークンをここで入手することもできます。

注意点としてはTrust Wallet内にブリッジ機能が付いていないので、DeFi銘柄へのスワップを行いたい際はその銘柄が何のチェーン上にあるのか確認する必要があります。

DAppsへのアクセス

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Trust Walletにはアプリ内からDAppsへアクセスできる機能があります。

画面下のバーから『発見する』を選択するとトレンドニュースやステーキングプラットフォーム、レンディング(ボローイング)などを提供するDAppsへアクセスできます。

DApps内の『Wallet Connect』から簡単に接続することができるのでNFTマーケットプレイスや、DeFiの利用が便利に行えます。

Trust Wallet(トラストウォレット)を利用する上での注意点

Trust Walletはうまく活用すると非常に便利なウォレットですが、暗号資産(仮想通貨)を扱う上では注意しなければいけない点があります。

・ハッキングリスク

Trust Walletはインターネットに接続されているホットウォレットのため、2022年のSOL流出のように脆弱性が発見されるとハッキングの被害にあってしまうという点です。

長期間の保管ではこうしたリスクが上がってしまうので一時的な保管用として利用すると良いかもしれません。

シークレットフレーズの紛失・流出

シークレットフレーズの紛失はTrust Wallet内の資産へのアクセス権を失うという事なので絶対になくしてはいけません。

パソコンやスマートフォンにメモとして残してしまいがちですが、インターネットに接続されている端末はメモが流出してしまう可能性もあるのでハッキングに対しては物理的な保管が有効となっています。紙に書いて厳重に保管する他にもシークレットフレーズを保管する専用のガジェットもあるので自分に合った保管方法で管理しましょう。

まとめ

もし自分でカスタムトークンを発行する際や、DAppsのサービスを利用したい時には暗号資産(仮想通貨)を保管するプライベートウォレットが必要になってきます。

Trust Wallet以外にもMetaMask(メタマスク)やEnjin Wallet(エンジンウォレット)、Phantom Wallet(ファントムウォレット)についても紹介しているので利用したいと思っているサービスに適したウォレットを探してみてください。

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