PLTとは

パレットトークン(PLT)とは

名称/ティッカー Palette Token/PLT
開発者 株式会社HashPalette
発行上限 1,000,000,000PLT
コンセンサスアルゴリズム PoA(Proof of Authority)
公式サイト https://hashpalette.com/
ホワイトペーパー https://document.hashpalette.com/HashpalettePaper.pdf
パレットトークン(PLT)基本情報
HashPalletロゴ

パレットトークン(PLT)は日本の企業である株式会社HashPaletteが発行する、NFTなどのデジタルデータ分野での流通を目的とした暗号資産(仮想通貨)です。

日本のアニメ・マンガといった海外輸出が盛んなコンテンツをNFTとして流通させることを目的とした国内初のIEO(Initial Exchange Offering)を実施したプロジェクトとして注目される暗号資産(仮想通貨)です。

クロスチェーン

パレットトークン(PLT)の発行はイーサリアムチェーン上で行われており、トークンの規格としてはERC20が採用された通貨です。同時に、パレットトークン(PLT)は独自のチェーンであるパレットチェーン(Palette Chain)上での流通が可能となっています。複数のチェーン上で相互運用が可能なクロスチェーンとなることによってそれぞれのチェーンのメリットを掛け合わせた利用が可能となっています。

PLTチェーンイメージ

イーサリアムチェーンは開発のし易さや汎用性の高さから多くのアルトコインに用いられるチェーンとなっています。しかし、イーサリアムチェーン上で構成されるプラットフォームの増加やそれに伴うトランザクションによって手数料(ガス代)の高騰が問題となっています。頻繁に取引を行うユーザーにとって手数料の負担は大きく、NFTの流動性が失われてしまう原因となることからパレットチェーンでは、取引時の手数料がかからない独自の設計を取っています。(2023年6月現在)

汎用性・拡張性に優れたイーサリアムチェーンと、ユーザーの手数料無料化が可能なパレットチェーンを組み合わせることでNFT分野以外でも需要が見込まれるプロジェクトです。

PoA (Proof of Authority)

パレットトークン(PLT)はコンセンサスアルゴリズムにPoA(Proof of Authority)を採用しています。

PoAは他のコンセンサスアルゴリズムであるPoS(Proof of Stake)などとは異なり、閉鎖されたコミュニティ内で取引の認証を行う中央集権的な仕組みです。

メリットとしては分散化されていないことで悪意を持ったバリデーターが新規参入できないというセキュリティ上の堅牢さ、承認プロセスの省略化による取引速度・コスト面での効率化が挙げられます。

ブロックチェーンの分散化システムは全員で監視するセキュリティ方式による運営がされていますが、企業や政府機関といったコミュニティ外の人間がネットワークに参加することが好まれない場ではPoAを用いたシステムの導入が検討されています。

IEO (Initial Exchange Offering)

パレットトークン(PLT)の目的は、マンガ・アニメ・スポーツ・音楽をはじめとする日本の文化コンテンツの更なる発展を目指すこととされています。プロジェクト推進のため、2021年に国内初となるIEO(Initial Exchange Offering)が行われ、調達目標金額である9億3,150万円の資金調達に成功したプロジェクトです。

IEOは海外の取引所で盛んに行われているトークン上場による資金調達方法です。既存の金融システムではIPO(Initial Public Offering)と呼ばれる企業が自社の株式を公開・上場させることで投資家からの資金調達を行っていました。IPOには企業にとって時間的・金銭的なハードルが高い分、成功時には上場企業として社会的信用を得るというメリットも存在しました。IEOは株式の替わりにトークンを発行し、取引所に上場させる仕組みですが、主に海外ではトークンの発行・上場のハードルは株式よりも低く、国境を跨いだ資金調達・投資が可能なため人気が高まっている手段の1つです。

PLT Place

パレットトークン(PLT)を用いたプラットフォームの1つにNFTマーケットプレイスの「PLT Place」があります。PLT PlaceではNFTを初めて取引するユーザーでも簡単に購入することができるプラットフォームを提供しています。

PLT Place

NFTを購入する際にはパレットトークン(PLT)を使用するほか、クレジットカード決済が可能となっています。従来のマーケットプレイスでは暗号資産(仮想通貨)を用いた決済手段しか用意されていないなどの理由で初めての購入ハードルが高かった点をクレジットカード決済によりゲームアプリの課金システムのような感覚で購入が可能となっています。

同グループでサービスを展開するGameFiタイトル「THE LAND~エルフの森~」や「ELF Masters(エルフマスターズ)」で使用可能なNFTなどの購入も可能で、20万種以上のアイテムが取引される人気プラットフォームとなっています。

THE LANDエルフの森
エルフマスターズ
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